裏口のアルミドアのノブがすんなりと回ったためしがなかった。 これもだ。 もういちど手指に力をこめて回すとギッと呻いて開いた。 ーなにか用か ーピアノだ、聞いてなかったか ーああ、お前か、あっちだ 外はまだ昼下がりというのに、指差された奥の部屋は…
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